「TOTOジャパンクラシック」は、日本で唯一開催される全米女子プロゴルフ協会公式戦です。2023年も予定通り開催の運びとなり、日米トッププロ78名が参加しての熱い戦いが繰り広げられるものと思います。
昨今では多くの日本人選手が全米ツアーへ挑戦し、海外でもご活躍されています。TOTOジャパンクラシックで凱旋帰国される選手も多いと思われますので、どうぞご期待ください。
大会では、より多くの方々にスポーツ観戦を楽しんでいただけますよう運営を行って参ります。多くのギャラリーの皆様のご来場を心よりお待ちしております。
最後に、本大会の開催にあたり、ご支援、ご協力を賜りました全米女子プロゴルフ協会様、日本女子プロゴルフ協会様、及び関係者の皆様に心より感謝させて頂きますとともに、出場選手の皆様のご活躍を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。
1973年に「LPGAジャパンクラシック」としてスタートした全米女子プロゴルフ協会公式戦。世界トップレベルが集結するこの大会は、2015年からは「TOTO JAPAN CLASSIC」の名称で開催している。
過去、この大会では、1987年に岡本綾子がこの大会で2位に入り、アメリカ人以外では初のLPGAツアー賞金女王に輝いた。1996年にはLPGAツアーメンバーとして出場した平瀬真由美が優勝し、米ツアー初勝利。1998年は小林浩美が勝利し、米ツアー年間2勝目をあげた。2001~2005年はアニカ・ソレンスタムが史上初の同一大会5連覇を達成。上田桃子は2007年の優勝で得た出場権で、翌年から米ツアーに本格参戦した。2018年には米ツアー参戦2年目の畑岡奈紗が、通算14アンダーで勝利。その実力を日本のファンに見せつけた。
3年ぶりにLPGAツアーとして開催された昨年は、最終日2位からスタートしたスコットランドのジェマ・ドライバーグが2日連続のベストスコアを叩き出し、2位以下に4打差をつける圧勝でLPGAツアー初優勝を勝ち取った。
女子ゴルフの最高レベルを競う米国発祥のツアー。統轄の全米女子プロゴルフ協会(LPGA)は1950年に発足し、アメリカ最古の女子プロスポーツ団体でもある。LPGAのツアーメンバーは世界最高の選手で、2023年は36の国と地域(151名はアメリカ国外選手)から選手を迎えいれており、日本からは笹生優花、畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子、上原彩子、野村敏京、勝みなみ、西村優菜の8選手が参戦している。また、そのフィールドは世界をまたにかけており、アメリカ本土をメインにヨーロッパ、アジアなど11の国と地域で34試合を開催し、賞金総額は1億220万ドル(約143億円)と、JLPGAツアーの3倍以上である。なお、この模様は175の国と地域で放送されている。
LPGAのツアーメンバーに対し、シーズン開幕から各大会において成績に乗じて与えられるポイントで、優勝者には500ポイント、2位320ポイント、3位230ポイント、80位で1ポイントが付与される。(※メジャー大会は30%UP)
ポイントレース上位者には、秋のエリートフィールド・アジアシリーズの出場権や、ツアー最終戦となる優勝賞金200万ドルのCMEグループ・ツアー選手権の出場権が与えられる。また、ポイントレースの年間チャンピオンには100万ドルのボーナスがある。
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